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2015年6月15日月曜日

根本問題分析の自動化(Auto RCA)(2/)

根本問題分析の自動化(Auto RCA) (2/)

障害の影響と損害コスト

問題解決までに費やされる多くの時間と労力は、まるで干草の山の中から一本の針を探し出すがごとく浪費されているのが現実です。
It's like looking for a needle in a haystack.
まるで干し草の中で縫い針を探すようなもの。
またリソース利用やサービス混乱によりコスト負担となるだけではなく、システム障害あるいはアプリケーション不具合による問題によりシステムダウンが発生しサービス提供が停止した場合、そのコストと損害は途方もない金額になる可能性を否定できません。

経済的損失と障害発生後の経過時間

証券取引などのクリティカルプロセスに対しては、分単位で経済的な損失が顕著に表れる。
いかに予防、早期発見 、早期解決が重要課題であるかが読みとれる。

経済損失と障害発生後の経過時間
「Building a Business Impact Analysis: The Keystone to Effective Business Continuity Planning」Burton Research/Gartner のレポートを基にIPAが作成
(「海外におけるIT障害の影響及び対応策に関する事例調査」報告書, IPA, 2013)

システムダウンによる産業別の時間単位の損失額

システムダウンによる産業別の時間単位の損失額
(Assessing the Financial Impact of Downtime, 2010)
 Dunn & Bradstreet によると、米国の企業ランキング上位500 社(Fotune500)
の59%は、1週間に最低1.6 時間のダウンタイムを経験するという。10,000 人以上
の従業員を抱えるFotune500 の企業が1 時間に56 ドル(40 ドル;給与、16 ドル:
管理費)を従業員に支払っていると仮定する。ダウンタイムによる労務費損失は、
1週間に89 万6,000 ドルであり、年間では4,600 万ドルとなる。
出典:「Assessing The Financial Impact Of Downtime」BCW:2010年4月20日
(「海外におけるIT障害の影響及び対応策に関する事例調査」報告書, IPA, 2013)

日本におけるシステムダウン対策

残念ながら、ITシステムを安全に稼働し続けることに関して投資するということが、結果的に企業の利益を守るのであるということの認識/理解が低いといわざるえない。また、セキュリティ対策に関しても同様な状況である。

 

 参考資料


IPA 独立行政法人情報処理推進機構による
「海外におけるIT障害の影響及び対応策に関する事例調査」報告書
http://www.ipa.go.jp/sec/reports/20130430.html

「Assessing The Financial Impact Of Downtime」BCW:2010年4月20日
http://www.businesscomputingworld.co.uk/assessing-the-financial-impact-of-downtime
Assessing the Financial Impact of Downtime

シリーズ

根本問題分析の自動化(Auto RCA) (1/)


(続く)
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2015年6月14日日曜日

The 20 most promising Red Hat solution providers for 2015に認定

様々なデータのソースからのデータの分析、根本問題分析(RCS)、パフォーマンス・マネジメント、
データの相関とシュミレーション予測などにビジネスフォーカスしている、
リアルタイム・オペレーション・インテリジェンス・ソリューション・カンパニーである、
Sightline Systemsが、CIO Review誌の信頼のおける20のRed Hatソリューションプロバイダーの2015年のリストに認定されました。


Top20認定の名誉に加えて、CIO Reviewは今月の企業(Company Of The Month)として Sightline Systemsを選択、CIO Review Red Hat Special - 2015 Jun 08 にて、米国本国SightLicem Systems CEO Brandon Witteが95パーセントの顧客のリニューアル(継続使用)つながる、ITシステム分析と分析によるシステムオペレーション意思決定支援のアプローチ関してのインタビューをうけました。

インタビュー記事は、今月の企業(Company Of The Month)として、Powerful Analytics Going Beyond Point-In-Time Dataというタイトルで掲載されています。

「我々は、あらゆる組織が利用するすべてのITシステムの挙動を安定稼働するためのソリューションを提供し、ITシステム・マネージメントへ積極的なアプローチを可能とする支援をいたします。」
SighLine Systems CEO Brandon Witte 
“We help organizations take a more proactive approach to systems management, providing an easy way to maintain record of every system.”
SighLine Systems CEO Brandon Witte

“私たちのチームは、Red Hat Enterprise Linuxの豊富な経験があるだけでなく、長年にわたる創造的かつ専門な知識があります。当社のソリューションの進化は、Red Hatサーバーを利用している企業のビジネスを発展し継続していくため、絶えず成長し変化し続けるニーズを満たします。”
SighLine Systems CEO Brandon Witte

”我々が評価していただいた理由として、Red Hatが機能するかに関して深い知識があるため、企業が正常にRed Hatソリューションのパフォーマンスと安定性を向上と安定稼働させる手助けを長年行っているからであると認識しております。”
SighLine Systems CEO Brandon Witte

CIO Review Red Hat Special - 2015 Jun 08より

Company Of The Month
Powerful Analytics Going Beyond Point-In-Time
Brandon Witte
CEO SightLine Systems

CIO Review Online Magazine: June 08 2015:
http://magazine.cioreview.com/June-2015/Red_Hat/
http://redhat.cioreview.com/vendor/2015/sightline_systems

翻訳は、レッドハット株式会社様が翻訳をされる予定だそうです。
楽しみにしております。

CEO Brandon Witteがトライアスロン選手でもあることも紹介されています。

CEO Brandon Witte (参考写真)


SightLine HighLightsより
http://www.sightlinesystems.com/news/sightline-highlights09162013/


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